2024-11-05
不動産を相続するにあたり「相続税路線価」が必要になるケースがあります。
今後土地を相続する予定があるからと、相続税路線価に対して不安を感じている方もいるでしょう。
そこで今回は、相続税路線価とは何か、そして相続税路線価の調べ方および計算方法をご紹介します。
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相続税路線価とは、相続税における土地評価を実施するために必要となる数値のことです。
路線価には相続税路線価のほかに固定資産税路線価もありますが、相続税路線価および固定資産税路線価の間には公表時期などさまざまな違いがあります。
たとえば相続税路線価は毎年価格が変動する一方、固定資産税路線価の価格は3年に一度の頻度で評価替えがおこなわれます。
なお、路線価が必要になるタイミングは、土地の評価額を算出するときです。
つまり土地の相続が発生した場合、相続税の計算に必要となる土地の評価額を出すために用いられるのが相続税路線価なのです。
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相続税路線価を調べる場合は、まず国税庁ホームページを確認しましょう。
「路線価図・評価倍率表」へアクセスしたら、各年度のタブから相続が開始された日に該当する年度を選び、調べたい土地のある都道府県を選択してください。
路線価図を選んでから相続する土地がある市区町村、地名または町名の順で選択すると相続税路線価図が表示されます。
調査対象の土地を探し、アルファベットと数字で示されているのが、相続税路線価です。
なお、なかには相続税路線価がある土地とない土地が存在しますが、もし相続税路線価がない場合は固定資産税評価額を用いる必要があります。
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相続税路線価は、相続税を調べるうえで必要となる土地の相続税評価額の計算に使用します。
土地の相続税評価額は、相続税路線価に地積を掛け、さらに補正率を掛ける計算方法で求めます。
地積は相続する土地の面積であり、単位は「㎡」です。
たとえば相続税路線価が30万円で相続する土地の面積が400㎡の場合、相続税評価額は30万円×400㎡×補正率となります。
補正率とは、形状の差など、相続税路線価図などでは判断できない土地ごとの違いを相続税評価額に反映するための数値です。
なお、補正率の計算方法は複雑であり、専門家に依頼して調べたほうが良いでしょう。
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相続税路線価とは、相続税における土地の評価に必要な数値のことです。
くわしい数値は、国税庁のホームページを活用した調べ方で確認してください。
相続税路線価を算出したら、土地の相続税評価額を計算するときに使用しましょう。
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