借地権割合とは?借地権割合をもとにした相続税評価額の計算方法も解説!

2024-10-15

借地権割合とは?借地権割合をもとにした相続税評価額の計算方法も解説!

土地・建物を相続する場合、土地に借地権が付いているとその借地権にも相続税が課せられます。
借地権に対する相続税を調べる場合、借地権割合を知らなければいけません。
今回は、借地権割合とはなにか・借地権割合をもとにした相続税の計算方法はどのようなものかや、借地権割合の調べ方について解説します。

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借地権割合とはなにか

借地権割合とは、土地の更地評価額に対する借地権価額の割合です。
借地権は、その土地の上に建物が建っている限り、その土地を使える権利で、貴重な財産と言えます。
そのため、その権利に対しても相続税が課税されます。
土地を利用できることに大きな価値があるほど、借地権割合は高くなるため、地域ごとの借地権割合は同じではありません。
国税庁が地域ごとに30~90%の値で定めており、東京駅周辺など地価が高い場所は90%と、高い値になっていることが多いです。

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借地権割合をもとにした相続税評価額の計算方法とは

借地権割合をもとに相続税評価額を計算する場合、借地権の種類によって計算方法が異なります。
普通借地権の場合の計算方法は、自用地評価額×借地権割合です。
しかし、定期借地権の場合、借地権設定時の底地割合・複利年金現価率などさまざまな指標を用いて計算しなければいけません。
一時使用目的の借地権である場合の計算に使うのは、雑種地の賃借権の評価方法です。
さらに、地上権に準ずる権利として評価することが相当と認められるかどうかでも評価方法が変わります。
定期借地権などの場合は、正確な税額計算に専門知識が必要になるため、税理士などの専門家に相談するのがおすすめです。

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借地権割合の調べ方とは

相続税評価額を計算するための借地権割合の調べ方は、国税庁のホームページをチェックすることです。
国税庁のホームページには、路線価図が掲載されています。
路線価図を見ると、道路に「5,000A」のように数字とアルファベットがたくさん記載されていることがわかるでしょう。
この数字が路線価を表しており、アルファベットが借地権割合を表しています。
アルファベットはA~Gまであり、Aがもっとも借地権割合が高いエリア・Gがもっとも低いエリアです。
Aの借地権割合は90%で、以下10%刻みでB80%・C70%となりもっとも低いGでは30%となります。
ただ郊外などは、路線価が設定されていない場所(倍率地域)もあり、この場合は評価倍率表から評価額を調べなければいけません。

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まとめ

借地権割合は、地価が高いエリアほど高くなることが多いです。
相続税評価額の計算方法は、借地権割合の種類によっても変わります。
国税庁のホームページで路線価図を見ると、路線価と一緒に借地権割合もリサーチ可能です。
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