2024-03-26
住宅ローンの返済が滞った場合、やむを得ず任意売却で物件を売却する選択肢があります。
しかし、任意売却をすれば必ずしも買い手が見つけるわけではないため、売却後に「買い手がつかない」と焦るケースもあるでしょう。
そこで今回は、任意売却で買い手がつかないとどうなるか、また買い手がつかない理由やその対策を解説します。
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任意売却をおこなっても買い手がつかない場合、まず物件が競売にかけられます。
競売を避けるために任意売却を選択する方もいますが、任意売却で買い手がつかなければ競売は免れません。
競売にかけられた場合、住宅ローンの残債は競売によって発生した売却金額で返済されます。
しかし、競売の売却金額は通常の不動産売却と比較すると安く、残債の返済が完了しないケースもあるため注意が必要です。
競売で物件が売却できても、残債が返済できなければ、最終的に自己破産を選択することになってしまう方もいます。
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競売の前に任意売却で買い手を見つけるために気になるのが、なぜ任意売却で買い手がつかないケースがあるのかです。
任意売却で買い手がつかない場合に考えられる理由として、相場より価格が高いことが挙げられます。
物件のあるエリアの相場と比較して価格が高い場合、それ相応のメリットがなければなかなか買い手は見つかりません。
また、購入希望者の予定に合わせて内覧を実施できず、買い手が別の物件の検討を進めてしてしまうケースもあります。
購入希望者は基本的に同時並行で他の物件もチェックしていて、内覧の予定を調整している間に他の物件を購入されてしまうケースも珍しくありません。
さらに、任意売却を依頼している不動産会社に任意売却の経験がないことも、なかなか買い手がつかない理由になりえます。
任意売却は通常の売却とは違う特徴があるため、任意売却に精通した不動産会社でなければ難しい場合があるのです。
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任意売却で買い手がつかない場合の対策は、まず売却価格が妥当かどうかチェックすることです。
任意売却をおこなう際に「少しでも高く」と考え、相場よりも高い価格を設定してしまう方もいます。
しかし、相場よりも高い物件は、相応の理由がなければ売りにくいといえます。
2つ目の対策は、購入希望者の内覧には丁寧に応対することです。
物件を綺麗な状態にしておいたり、購入希望者の知りたいことにしっかりと答えたりするなど、丁寧な対応で物件のイメージもアップします。
3つ目の対策は、専門の不動産会社に相談をすることです。
任意売却は通常の売却とは違った特徴があるため、任意売却に精通した不動産会社への依頼が売却成功のカギを握るケースもあります。
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住宅ローンの返済が滞った場合に選択するケースの多い任意売却ですが、必ずしも買い手がつくわけではありません。
価格が高い、内覧の時期が合わないなどの理由で買い手がつかないリスクがあるため、事前に対策をとって売却に臨みましょう。
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