二世帯住宅が売れにくい不動産である理由や売却のコツをご紹介!

2024-01-09

二世帯住宅が売れにくい不動産である理由や売却のコツをご紹介!

近年、共働き世帯の増加に伴って、親と子が別世帯を構えながら同じ建物に住む二世帯住宅が注目されています。
ただし、二世帯住宅は不動産のなかでも売れにくいといわれており、不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、不動産の売却をご検討中の方に向けて、二世帯住宅の種類と売れにくい理由、さらに売却のコツもご紹介します。

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二世帯住宅にはどのような種類があるの?

二世帯住宅のなかでも、親世帯と子世帯が完全に独立しているタイプを「完全分離型」と呼びます。
完全分離型は、階段や壁で完全に親世帯と子世帯が分離しており、玄関も別々です。
一方、二世帯住宅には親世帯と子世帯がスペースを共用している種類もあります。
そのなかで、親世帯と子世帯がスペースの一部を共用しているのが「一部供用型」です。
たとえば、玄関やキッチンにお風呂場など一部のスペースは共同で使いますが、リビングや寝室などのプライベートスペースは各世帯に設けてあります。
そして、ほぼすべてのスペースを共用するのが「完全同居型」です。

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不動産売却において二世帯住宅が売れにくい理由とは?

二世帯住宅が売れにくい理由には、核家族化が進み親との同居を望む子どもが減っているなど、需要の低下が挙げられます。
また、新築時の工事費が高かったことから売り出し価格も高くなりがちなことも売れにくい理由のひとつです。
そもそも、一般的な一戸建てを求めている買い手にとっては二世帯住宅の構造や広さは希望にマッチしていません。
そのうえ高価となれば、買い手を見つけるのは困難なものです。
さらに、二世帯住宅が売り出されていること自体に心理的瑕疵物件の疑念を抱く方もいらっしゃいます。
実際に売りに出される理由には、親の死や子の離婚などマイナスの要因が多く、買い手は警戒してしまうのです。

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不動産売却において売れにくい二世帯住宅を売却するコツとは?

売れにくい不動産である二世帯住宅を売るには、一般的な一戸建てにリフォームしてから売り出す方法があります。
しかし、一部共有型の物件を一般的な一戸建てにリフォームしようとすると構造を変える必要があり、1,000万円近くかかる可能性もあります。
それだけ費用をかけてリフォームをおこなっても、買い手が付くとは限りません。
無理にリフォームをおこなうよりも、賃貸収益物件として売り出すか、不動産会社による買取を検討したほうが賢明といえます。

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まとめ

二世帯住宅には、完全分離型・一部共用型・完全同居型の3種類があります。
二世帯住宅が売れにくい不動産であるのは、需要が少ないことや売り出し価格が高いうえに心理的瑕疵が予想されるからです。
売却するのであれば、リフォームを無理におこなわず、不動産会社による買取を検討することをおすすめします。
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