2023-12-19
不動産の売却を検討している方は、どのような方法で売るか迷われることが多いでしょう。
中でも、オープンハウスという方法は、一般的に知られているものの、実際にどのようなものなのか、メリットやデメリットは何なのか、わからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、オープンハウスとは何かと、オープンハウスを実施する際のメリット・デメリットについて解説します。
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オープンハウスとは、不動産を売却する際の一つの方法で、売りたい不動産を開放して、自由に見学できるようにすることです。
オープンハウスを成功させるためには、事前に広告を出したり、近隣にも声をかけたりすることが大切です。
また、物件を清潔にしたり、明るくしたり、香りをつけたりするなど、見学者に快適な印象を与える工夫も必要です。
オープンハウスは、オープンルームとも呼ばれますが、基本的に同じ意味です。
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最初に挙げられるメリットは、売却が早く進む可能性があるということです。
一般的に、買い主は新築か中古かに関わらず、物件の内覧をおこないます。
特に中古物件の場合、その状態や劣化の度合い、価格が適切かどうかを確認するために、詳細なチェックが必要です。
また、その場で申し込みいただける可能性もあります。
そのほかにも、オープンハウスでは複数の購入希望者が一度に集まり、競り合うことがよくあります。
これにより、「あの方に先を越されるかもしれない」、「急いで決断しないと」などといった心理が働き、その場での申し込みが増える傾向があります。
通常の内覧は予約が必要で、1組ずつの案内が一般的ですが、オープンハウスは複数の来場者が同時に物件を見ることができる点が特徴です。
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オープンハウスには何点かメリットがありますが、デメリットも存在します。
まず挙げられるデメリットとしては、アフターサービスや保証が不十分といった点です。
他のハウスメーカーや工務店で住宅を建てた場合、アフターサービスや保証は一般的に60年やそれに近い期間提供されることがあります。
対照的に、オープンハウスのアフターサービスや保証は引き渡しからわずか10年と短く、また、定期点検は2回まで無料で、3回目以降は有償です。
家を建ててから数十年にわたり住み続けるため、堅実なサポートが必要な場合には、この短い保証期間がデメリットとして感じられる方もいらっしゃることでしょう。
そのほかにも、オープンハウスをおこなうことで、多くの方が住宅の細部まで確認します。
そのことに抵抗感を頂く方もいらっしゃるかと思います。
さらに、購入希望者の中には写真や動画を撮影する方がいるかもしれません。
気になる方は内覧時に「写真や動画の撮影はご遠慮ください」といった明確なルールを設定することで、望まない行為を防ぐことができますよ。
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オープンハウスは、不動産を売却する手法の一つであり、売りたい物件を一般に開放して自由に見学できるようにするものです。
メリットとしては売却が早く進む可能性があり、デメリットとしてはアフターサービスや保証の不十分さなどが挙げられます。
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