2023-11-21
不動産の売却時に「売り出し価格」の設定で悩んでいる方も多いのではなでしょうか。
売り出し価格は、売主が自由に設定できますが、相場と乖離した金額ではなかなか買い手が現れません。
そこで本記事では、不動産売却時の価格の決め方をご紹介します。
また、記事内では売主が希望価格にこだわる理由も取りあげます。
不動産売却を検討中の方はぜひチェックしてください。
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不動産売却時の価格の決め方は、売り出し価格の設定から始まります。
この価格は、過去の取引事例や公示価格などを根拠に査定されますが、売主が設定価格を自由に決められる特徴もあります。
そして、売り出し価格は、不動産市場価値を反映する重要な要素です。
査定では、近隣の類似物件の売却価格・土地の広さ・建物の築年数・周辺環境などが判断材料です。
これらの情報から、不動産の適正な価格を推定できます。
しかし、売主の希望売却価格は、査定価格とは異なる場合があります。
そのため、売主は相場を参考にしつつ、希望売却価格とのバランスを見て、価格設定をする必要があるのです。
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売主が希望価格にこだわる理由は主に2点あります。
1つ目は買い手のタイミングです。
不動産では、世界中を探しても同じ物件は存在しません。
そのため、買主が欲しいと思えば取引が成立します。
以上の理由から、物件相場も参考にしつつ、希望価格を設定するのが重要です。
2つ目は売り手の売却環境です。
売主が不動産売却を急いでいない場合、時間をかけて売却活動が進められます。
このため、売主の希望価格で買い手が現れるのを待つ余裕もあるでしょう。
不動産の市場が好転すれば売却価格も高騰し、希望価格で売却できる可能性も高まります。
一方、転勤や売却資金が必要などの理由で売却を急いでいる場合、売却活動に時間がかけられません。
こうしたケースでは、買い手が見つかりやすい相場と近い価格設定をする必要があります。
このように、売主が希望価格にこだわるのは、買主や売主の状況によって売却できる可能性が変わるからです。
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本記事では、不動産売却時の価格の決め方についてご紹介しました。
売り出し価格は、売主の希望と相場のバランスを考慮する必要があります。
また、売主が希望価格にこだわるのは、買主と売主のタイミングや売却環境が大きく影響しています。
不動産売却を検討中の方は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
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