2023-02-14
相続にあたり多くの方の頭を悩ませるものが、遺産の分割方法や遺産にまつわる親族間トラブルです。
とくに、故人が遺言書を残していない場合はトラブルが生じやすいため、相続人同士でしっかりと話し合う必要があります。
今回は、遺産分割協議とは何か、遺産分割協議に関するトラブルとその解決策を解説します。
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故人が遺言書に財産の分割方法を残していれば、そのとおりに分割します。
遺産分割協議とは、遺言書がない場合に相続人同士が遺産の分け方を話し合うことです。
ただし、遺言者がある場合でも、相続人全員が同意していれば遺産分割協議で遺言書と異なる分割方法を採用することも可能です。
遺産分割協議には相続人全員が参加する必要があり、協議内容に全員が合意すると効力を発揮します。
相続人が欠けた状態でおこなわれた遺産分割協議には効力がないため、遺産分割協議の前には相続人を洗い出さなくてはなりません。
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遺産分割協議の際に起こりやすいトラブルとして、遺産の範囲についてもめるケースが挙げられます。
ある財産が遺産であるのか、それとも故人以外の方の財産であるのかをはっきりさせる必要がある場合などです。
遺産の全容が把握されておらず、ほかにも遺産がある可能性が高い場合も、なかなか協議が進まずにトラブルになることがあります。
また、遺産に不動産が含まれるとトラブルが起きやすくなります。
不動産は単純に分割できないため不公平感が生じやすく、誰か一人が相続するのか、相続後に売却して代金を分割するのかなど、分割方法についてのトラブルにつながりかねません。
さらに、不動産の遺産分割には不動産評価が必要ですが、その評価方法で意見が割れてしまうこともあります。
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遺産の範囲についてのトラブルの解決策として、民事訴訟を起こして遺産の範囲をはっきりとさせる方法があります。
遺産の全容がわからず協議が進まない場合は、今わかっている分だけを分割し、新たに確認された遺産は改めて協議をすることも可能です。
トラブルが起こる要因は相続人が認知症である場合や、故人に内縁の配偶者がいた場合など、ほかにもたくさんあります。
話し合いをしても合意に至らない場合には、家庭裁判所の分割調停を利用するのも良いでしょう。
また、トラブルになる前にできる対策もあります。
将来の被相続人に遺言書を作成してもらい、さらに遺言執行者を決めておくと、相続がスムーズになるでしょう。
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遺産の相続は、遺言書の有無や相続人同士の関係などにより、簡単に進まないことがあります。
適切な遺言書がない場合は、遺産分割協議ですべての相続人が納得する分割方法を見つけることが理想です。
トラブルが起こった場合も、解決策を探りながらできるだけ円満な解決を目指しましょう。
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