所沢市内で土地売却を考えるタイミングについて解説

土地の売却を考えたときに「売却のタイミングはいつが良いのか」と迷うところでしょう。
そこで今回は、所沢市内で土地売却を検討中の方に向けて、タイミングを見計らううえで参考となる地価公示や人口動向を解説します。
ぜひ、ご参考までにご覧ください。

所沢市の土地売却のタイミングと地価公示

まずは所沢市内での土地売却に関して、相場をみるために「地価公示」を確認してみましょう。
「地価公示」はその年の1月1日時点で国が判定した土地の１㎡あたりの単価です。
所沢市においては、近年の動向として、2016年から2020年までは地価公示は上昇していて、2016年では19万7,850円/㎡ですが、2020年には20万7,938円/㎡となっていて、地価公示は＋5.09％の上昇としています。
しかし、2021年では地価公示平均額が20万4,940円/㎡となり、前年比-1.36％となっています。
2021年における地価公示の下落は新型コロナウイルス感染症の影響から、下落の傾向はしばらく続くかと思われます。
景気が下降しているときは、買い手も少なくなり、消費もおさえる傾向であるため、土地価格も下落する傾向があります。

所沢市の土地売却のタイミングと人口動向

それでは、次に所沢市における人口動向から土地価格の動向を考察します。
所沢市の人口は2022年1月時点では343,431人となっています。
人口動向としては、1990年の298,845人から2015年には343,067人と+ 14.79％の増加となっています。
2015年から2022年1月については、343,067人から343,431人の＋364人の微増であり、人口動向はほぼ変わっていません。
しかし、総人口における老年人口比率は年々高まっていて、1990年では6.9％であったものが、2022年1月時点では27.38％となっています。
老年人口比率とは、総人口に対して65歳以上が占める割合です。
つまり、現在4人に1人以上が65歳であり、このことから今後は緩やかに人口が減少していくことが考えられます。
所沢市としても「所沢市人口ビジョン」にて今後は人口が減少していくと予想しています。
人口動向として減少が続くと、不動産市場の需要も下がり、土地価格は下落していく可能性が高いです。
なぜならば、世帯数が減少することで、住居を必要とする人口が減少するからです。
従って、土地売却のタイミングとしては、できるだけ早いほうが良いでしょう。

まとめ

所沢市における地価公示と人口動向から見た「土地売却のタイミング」について解説しました。
2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響から地価公示は下落傾向です。
また、人口動向は、老年人口比率の増加、今後の人口減少の傾向があり、こちらも土地売却価格の下落への影響が考えられます。
上記の結果を見ても、土地の売却タイミングに迷う方はぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
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