残置物をどう処分する？残置物があっても不動産売却できる方法とは

相続した不動産を売却したいが残置物が多いときあなたはどうしますか？
なるべく手間をかけずに処分したいという方がほとんどではないでしょうか。
今回は残置物がある不動産を売る方法についてご紹介します。

不動産売却の際に知っておきたい残置物とは

残置物とは一体どのようなものかご存じでしょうか？
残置物とは、前の不動産の持ち主が退去の際に置いて行った私物のことを指します。
残置物といっても、家具や家電、日用品など種類はさまざまです。
一般的な不動産売却は残置物のない空の状態で明け渡すことを大前提としています。
ですので不動産売却をおこなう際に、その不動産に残置物があればそれは原則売主が処分します。
さらに不動産に残置物があったままになると、購入検討の方が内見に来られた際に印象がダウンしてしまう要因の1つです。
不動産売却をすぐに済ませたい方は、残置物を撤去しておきましょう。
一方で不動産会社に不動産を買い取ってもらう場合は、残置物は撤去しておかなくても大丈夫です。
買取の場合は不動産会社が残置物のおおまかな撤去費用を買取代金からあらかじめ引いて査定してくれます。
残置物をそのままにしておくデメリットは他にもあります。
売主は、売却する物件の残置物について、設備表に記載し買主に告知する必要がありますが、うっかり退去時にエアコン、コンロなどを撤去してしまうケースがあります。
何の連絡もせずそのまま撤去したり残しておいたりするとクレームに繋がるため、あらかじめ残置物の処分などについては買主に相談しておいてくださいね。

不動産売却の際の残置物を売る方法4選

ここからは残置物の処分方法と不動産の買い取りついてご紹介します。

処分センターに持参する

残置物を安くまとめて処分できる処分センターという施設があります。
ご自身で持参していただく必要がありますが、10キロで数百円という価格設定なので、残置物が多くて不動産売却が滞る方におすすめの方法です。

リサイクルショップで買い取ってもらう

残置物をリサイクルショップで売る方法もあります。
価値があるものは高値で買い取ってもらえますが、その一方で値段のつかない残置物はそのまま返却されるため、売れそうなものとそうでないものを分ける手間がかかります。

業者に依頼する

残置物を撤去してくれる業者に依頼すると費用はかかりますが、不動産売却で不要な残置物をまとめて処分してくれます。

不動産売却ではなく買い取りを依頼する

先ほども簡単にご紹介しましたが、不動産会社に物件を買い取ってもらう場合は、残置物をそのままにしておいても大丈夫です。
撤去費用は不動産売却価格から差し引かれるため、楽に不動産を売る方法の1つです。
残置物があっても不動産を売ることは可能ですので、まずは地元の不動産会社に相談することをおすすめします。

まとめ

今回は残置物がある場合の不動産売却についてご紹介しました。
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